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あなたはWebデザインを副業にしたいと思っていますか?現Webデザイナーも未経験の方でもWebデザインのスキルは副業に適しています。ここでは、現Webデザイナーも未経験の方の稼ぐための方法を解説します。
なぜWebデザイナーは副業に最適なのか?(副業の現状)
Webデザインの仕事は、すべてパソコン上で完結できるので本業との掛け持ちが十分に可能であり副業に最適と考えています。
具体的には、同じデザイナー業でも紙物を扱うようなグラフィックデザイナーなどはパソコンでデザインしたものを印刷して紙質や色味など実物を確認する作業が発生する可能性があることに比べてWebデザイナーは、バナー制作、コーディング、Webサイトの更新作業などすべてパソコン作業のみで対応できてしまいます。
現在のリモートワークなどの普及にともなり益々Webデザインを副業でする人が多くなってきています。
あなたが既にWebデザイナーとして働いているのであれば、本業にも還元できるスキルの習得や個人的な収益の取得など副業のメリットはあるのですぐにでもやってみることをおすすめします。
副業の状況として、Web業界雑誌の「Web Designing」のアンケートデータによると副業(ダブルワーク)を行なっているのは全体の25%ですが、前向きな人を含めると60%以上になります。
Web制作の副業の収益は?
Web制作をして副業で得る収益の相場は制作側の値付けや、発注側の企業でそれぞれ違うため参考になるものがあまりありません。
しかし、クラウドソーシングサービスの「クラウドワークス」が「発注する側の相場(発注金額)」を出していたのでこちらを参考にしたのが下記です。
※右にスクロールできます
依頼業務 | 報酬相場 | 納期(目安) | 依頼業務例 |
---|---|---|---|
バナー作成 | 5,000円~ | 7日前後 | バナー作成・デザイン |
ホームページ制作 | 200,000円~ | 30日前後 |
ホームページ制作のデザイン・コーディング (TOPページ、下層ページの2ページ) |
コーディング | 30,000円~/ページ | 7日前後 |
サイトHTML・CSSコーディング (レスポンシブ無し) |
ランディングページ制作 | 80,000円~/ページ | 20日前後 |
ランディングページ制作のデザイン・コーディング (長さ3000px程度) |
Webデザイン | 50,000円~/ページ | 15日前後 |
Webサイトデザイン (TOPページデザインのみ) |
次からは現役WebデザイナーとWebデザイナー未経験者にそれぞれの副業での仕事の始め方を解説します。
Webデザイン経験者はポートフォリオ作成から
あなたがWebデザイン経験者であれば副業を今すぐ始めたいところですが、まずポートフォリオを持ちましょう。
仕事を発注する企業は、第三者から見て発注先の相手のスキルや制作クオリティなど把握できていないと安心して仕事を発注してもらえません。
ポートフォリオを聞くと、ほとんどのWeb制作者は転職活動のため必要なものと捉えていると思うかもですが、副業を行うにもポートフォリオは必須といえます。
しかし、オリジナルなポートフォリオをイチから作っているにはとても時間がかかりますので、下記のようなポートフォリオ作成サービスを使ってポートフォリオを作成する時間を省きましょう。
ポートフォリオ作成は下記の3つをオススメしますので自分に合うサービスを使うことを推奨します。
- MATCHBOX(マッチボックス):転職エージェント「マイナビクリエイター」が運営するサービス。転職支援している企業が運営しているので入力する項目は過不足なく提供されている。【無料】
- RESUME(レジュメ):直感的に使いやすいインターフェイスで作成スピードが早い。作品の紹介に加えて、自身のスキル紹介や時系列データを入力する項目があるので自身の魅力を伝えることができる。【無料】
- Portfoliobox(ポートフォリオボックス):ポートフォリオ以外にもECサイトやブログなど簡単に作成できるWebサイト作成サービス。コーディングが不要でポートフォリオ用のテンプレートを選択すれば高級感のあるポートフォリオサイトができる。【10ページまで無料】
Webデザイン案件を獲得する方法
さて、ポートフォリオの用意ができたら、案件をやっていきたいですが副業で案件を獲得するにはどうすればよいでしょうか?
以下に案件を獲得する3つ方法を解説します。
- クラウドソーシングサイトを使用
- SNSやブログによる情報発信
- Webデザインスクールによる仕事紹介
クラウドソーシングサイトを使用
クラウドソーシングとは、インターネット上で企業が不特定多数のクリエイターに向けて案件を発注する仕組みのことです。資格やスキルに関係なく誰でも参加できるので副業に最適な仕事を獲得するためのサービスと言えます。
誰でも参加できるため、発注側の企業に選ばれることが重要です。なので仕事を獲得するにはポートフォリオなどで自身の実績と紹介の文章が大事になっています。
参考にクラウドソーシングのサイトは下記です。
- CrowdWorks(クラウドワークス) :日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
- Lancers(ランサーズ):日本初のクラウドソーシングサービスです。
- Craudia(クラウディア) :働いた時間に対して報酬が支払われる制度あり。
ひとつのサービスだけではなかなか受注が決まりにくいため複数のサービスに登録しておくことが一般的です。
SNSやブログによる情報発信
上記、クラウドソーシングより難易度が高いのですが、SNSやブログで情報を発信することで企業から案件を獲得する方法です。
例えば、FacebookやTwitterなどのSNSでは求人に関するハッシュタグをつけて求人情報を見つけることがあります。(例えば「#求人募集 #Webデザイン」など)
また、ブログに関してはWeb系の情報を発信し続けているとそのブログ内容をみた企業より直接案件の連絡をもらうことがあります。著者は、ブログを運営していてバナー制作、就活セミナーの公演講師、Webマーケティングなど多岐に渡り案件を獲得したことがあります。
Webデザインスクールによる仕事紹介
Webデザインスクールに通っている場合、就職、転職サポート窓口に相談すると案件を獲得できることがあります。
就職、転職サポート窓口に相談すれば、現状のスキルに見合った案件を紹介してくれるし、今後の課題についてもアドバイスをもらうことがあります。
Webデザイン未経験はスキルの習得から
Webデザインにおける副業は最適と述べましたが、それはWebデザインのスキルがあってこそです。
まったくの未経験の方がすぐにWebデザインの副業をおこなうことは難しいでしょう。
副業の作業内容と作業内容に対しての必要最低限なスキルは解説します。
作業内容は下記のとおり(クラウドワークスの相場表より)
- バナー制作
- Webサイト制作
- コーディング
- ランディングページ制作
- Webデザイン
ひとつずつ必要最低限なスキルを解説します。
バナー制作(5,000円〜)
バナーとはサイト上で別のサイトページに誘導させるための役割をもつ画像のことです。
クラウドソーシングサイトではバナー制作の案件は多く掲載されています。
ここでは、下記の記事を参考にして書いています。
バナー制作に必要なスキル
- Webデザイン理論
- Webグラフィックデザイン
バナー制作におけるWebデザイン理論はレイアウトや配色、タイポグラフィなどグラフィックデザインの基礎理論が必要です。
また、バナー制作におけるWebグラフィックデザインはPhotoshopの基本操作の色調補正などを習得すると良いでしょう。
Webサイト制作(200,000円〜)
トップページを含めた2、3ぺージの小規模なWebサイトから数10ページにもなる中規模なWebサイトの制作案件があります。
制作するページ数やサイト設計の有無により金額が変わってきます。
Webサイト制作に必要なスキル
- Webデザイン理論
- Webグラフィックデザイン
- HTML・CSSコーディング
Webサイトを制作する一通りのスキルが必要になってきます。
サイトの目的やターゲットするユーザーの設定などサイトコンセプトを作り出すにはWebデザイン理論が必要になります。
サイトコンセプトが決まれば、Webサイトのデザインの制作や提案する時のスキルはWebグラフィックデザインです。PhotoshopやIllustratorの使用ももちろんできている必要があります。
制作したデザインカンプにクライアントよりOKが出たら、コーディングになります。ここでは、HTML・CSSのコーディングのスキルが必要です。
コーディング(30,000円〜/ページ)
あらかじめ決まったWebデザインをコーディングのみの案件もあります。
しかし、一概にコーディングと言ってもJavaScriptなどのプログラミングが必要であったり、SEOに強いコーディングができるスキルがあれば仕事が請け負い易くなります。
コーディングに必要なスキル
- HTML・CSSコーディング
デザインの見た目を再現するだけではなく、マークアップ言語が正しい意図で行われているか必要になります。
FTPサーバーに公開するための作業を覚えるのは必須です。
Webデザイナー未経験の人がまず最初に案件を受けるにはコーディング案件が最短なのでコーディングスキルから学ぶとよいでしょう。
ランディングページ制作(80,000円〜/ページ)
ランディングページとは、ユーザーが最初にアクセスするページです。LPとも言われるのが一般的です。
ランディングページの特性上、売りたい商品やサービスの紹介ページになっており、そのページ内で購入(商品購入や資料請求など)することが目的としています。
ランディングページ制作に必要なスキル
- Webデザイン理論
- Webグラフィックデザイン
- HTML・CSSコーディング
上記のWebサイト制作の案件と同じで、Webデザイン理論、Webグラフィックデザイン、HTML・CSSコーディングの総合的なスキルが必要になります。
ただ、案件内容によりデザインのみの案件や既にデザインされたデザインカンプからコーディングをする案件もあります。
ランディングページはコーポレートサイトやブランディングサイトなどと違い、ランディングページの1ページだけでユーザーに商品やサービスを購入してもらうための知識が必要です。
Webデザイン(50,000円〜/ページ)
WebデザインはWebサイトのデザインを制作します。Webサイトのページをコーディングする前の画像上のものを「デザインカンプ」と呼びます。
Webデザインに必要なスキル
- Webデザイン理論
- Webグラフィックデザイン
Webデザイン理論はWebデザインの特性を考えたページデザイン(レイアウト・グラフィックス・カラー・タイポグラフィ)ができるスキルのことを指します。
Webデザインのみの案件は、コンペにての案件が多いように思います。
コンペで勝たないとデザインをしても収益にならないため、Webデザインのスキルが上がったら挑戦してもよいでしょう。
Web制作を副業にするためのスキルを学ぶ
前述したように、案件によって必要なスキルが違います。Webサイト制作の案件であれば、受注金額が20万円と高額ですが、その分習得するスキルの数が多いです。
スキルを学ぶには「独学」、「スクール」の二通りあります。
独学、スクールについて2通りの記事を書いていますので是非参考にしてください。
最短で副業をして金額や経験値を稼ぎたいためにスクールで学ぶことをおすすめしています。
著者自身が独学とスクールを経験しており、中でもスクールにて学んだ方が結局スキルを習得する時間が短縮できたので結果スクールでよかったと実感しています。
また、スクールの受講費をお得にお安く受けるための手法もありますので一度のぞいてみると良いと思いでしょう。
この記事のまとめ
副業するための情報が多くなってしまいましたので、項目ごとに簡単にまとめてみました。
Webデザイナーは副業に最適!稼ぐための方法を解説します
- なぜWebデザイナーは副業に最適なのか?
- Webデザインの仕事は、すべてパソコン上で完結できるので本業との掛け持ちが十分に可能であり副業に最適
- Web制作の副業の収益は?
-
- バナー作成:5,000円~
- ホームページ制作:200,000円~
- コーディング:30,000円~/ページ
- ランディングページ制作:80,000円~/ページ
- Webデザイン:50,000円~/ページ
- Webデザイン経験者はポートフォリオ作成から
-
ポートフォリオ作成サービスを使ってポートフォリオを作成する時間を省きましょう。
- MATCHBOX(マッチボックス)【無料】
- RESUME(レジュメ)【無料】
- Portfoliobox(ポートフォリオボックス)【10ページまで無料】
- Webデザイン案件を獲得する方法
-
案件を獲得する3つの方法
- クラウドソーシングサイトを使用(別途参照)
- SNSやブログによる情報発信
- Webデザインスクールによる仕事紹介
- Webデザイン未経験はスキルの習得から
-
- バナー制作に必要なスキル:Webデザイン理論、Webグラフィックデザイン
- Webサイト制作に必要なスキル:Webデザイン理論、Webグラフィックデザイン、HTML・CSSコーディング
- コーディングに必要なスキル:HTML・CSSコーディング
- ランディングページ制作に必要なスキル:Webデザイン理論、Webグラフィックデザイン、HTML・CSSコーディング
- Webデザインに必要なスキル:Webデザイン理論、Webグラフィックデザイン
- Web制作を副業にするためのスキルを学ぶ
- 最短で副業をして金額や経験値を稼ぎたいためにスクールで学ぶことをおすすめしています。
参考:クラウドソーシングのサイト
- CrowdWorks(クラウドワークス) :日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
- Lancers(ランサーズ):日本初のクラウドソーシングサービスです。
- Craudia(クラウディア) :働いた時間に対して報酬が支払われる制度あり。
ユウジの体感コラム
Webデザイナーは副業に最適な職業と本文にて述べました。Webサイト完成まで一通りのスキルを身につければフリーランスになりがちな職業です。
著者自身もブログを通して案件を頂いたり、専門ブログなどから寄稿を依頼されたりと本業で身につけた経験が活かせることができます。かつ、副業から収益と経験値を得ることが可能なので、副業をやらない理由がありません。
ただ、良いところばかりではなく、副業の時間を確保が必要だったり、本業と合わせると荷重労働になりがちになるなど気をつけないといけない場合があります。
是非、現役Webデザイナーや未経験Webデザイナーでも副業をやってみてほしいですね。
小コラム:Webデザイナーになるために、もし今から自分が選ぶとしたら?
もし自分が今からWebデザイナーを目指すとしたら、どのスクールを選ぶかの問いに、いろいろ調べた結果、自分が選ぶのは「デジタルハリウッド STUDIO by LIG」かなと思います。
まず、「LIG」っていうWeb業界の最前線に居るWeb制作会社が運営してるから、現場のリアルが学べるっていうのが大きいポイント。LIGの教室も自由に使えるから、自分のペースで学習が進められるのも魅力です。
あと、現役のプロ講師から直接指導を受けられるっていうのも、モチベーションが上がりそう。業界の裏話とかも聞けそうで、楽しそう。それに、教室で一緒に学んでる人たちと交流することで、自然と競争心が芽生えて「よし、負けてられないぞ!」ってなる気がします。
ただ、ぶっちゃけ費用は高い。でも、リスキリング支援で最大70%キャッシュバックされるんだったら、かなり助かると考えています。これを使って、コストの心配も少し軽減できるんじゃないかなって思います。
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