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Webデザイナーは転職においてポートフォリオ制作は必須です。この記事では転職に勝てるポートフォリオとはなにか?転職で勝てるポートフォリオの制作要点を解説し、参考にすべきクオリティの高いポートフォリオサイトを紹介しています。
ポートフォリオの制作するためのポイントを学ぶことができます。
勝てるポートフォリオとは?
当サイトで定義している「勝てるポートフォリオ」とは、転職で選ばれるポートフォリオのことです。
転職志望企業の面接担当者の気持ちを揺さぶらなくてはなりません。
そのためには、下記の要点を抑えておく必要があります。
- オリジナルのポートフォリオを用意する
- スキルレベルを明確にする
- 制作の要点や苦労した点を記載する
- 制作物に対する評価を記載する
ひとつずつ解説してきます。
勝てるポートフォリオの制作要点
解説する前提として未経験者用ではなく、現場で働いていて転職活動する経験者向けにまとめています。
未経験Webデザイナーは「未経験者がWebデザイナーになるためのポートフォリオの作り方」で詳細に解説していますので、こちらの方もどうぞ。
オリジナルのポートフォリオを用意する
当サイトではポートフォリオは既存のポートフォリオサービスを使用して、実績(作品)づくりに時間をかけましょうという考えですが、これは未経験Webデザイナーへの提案です。
経験者であれば、オリジナルポートフォリオを用意することを推奨します。
クリエイターとしての実力や個としての好みや雰囲気などを伝えることができます。
勝てるポートフォリオにするためには、是非オリジナルで勝負したいところです。
スキルレベルを明確にする
自分自身が持っているスキルは、可視化させておかないと面接担当者に伝わりません。
使用ソフトや使用歴など記載するスキルレベルエリアを設けましょう。
一点、注意したいのは使用ソフトなどどの程度使いこなせるのかのレベルを5段階評価で記載するといったことは、見栄えとしては良いのですが、5段階評価の5段階表記って自己評価であって第三者には伝わりにくいです。
より、使用レベルを伝えるには、各実績サイトで使用したソフトなどを記載しましょう。
制作の要点や苦労した点を記載する
担当者は実績としてだけの表面を求めていません。
制作企業としての実績紹介ページであれば不要ですが、担当者は一緒に働くかもしれないクリエイターの制作姿勢を見たいはずです。
なので、制作実績には苦労した点などを記載することで、制作プロジェクトのリアリティを伝えます。
制作物に対する評価を記載する
ビジネスである限り制作物に対して評価は出てきます。
あなたがプロジェクトとして取り組んだ制作物がどのように評価されているのかを伝えることで、あなたが志望企業に対して結果を出してくれるか面接担当者にとって大きな判断材料になります。
しかし大きい制作会社であると職種が完全分業になるため、自分自身が取り組んだプロジェクトの評価を直接知る機会が少ないと思います。
その時には可能であれば、一緒に働いている同僚の力を借りて評価や成果などを聞き出したりなどしたいです。
参考すべきオリジナルポートフォリオ
勝てるオリジナルポートフォリオを制作するための近道は、Webデザイナーがすでに制作し、公開してくれているポートフォリオを参考にすることです。
クオリティの高いオリジナルポートフォリオはどのように表現しているのか参考にして自分のポートフォリオ制作に役立てましょう。
参考にすべきポートフォリオサイトと参考ポイントを紹介します。
UNDERLINE
大阪でフリーランスのWeb制作をしている徳田優一さんのポートフォリオサイトです。
白を基調としており、シンプルで見やすいデザインになっています。
トップページのビジュアルエリアで自身の写真を載せている点が、閲覧する人に対して印象に残るようになっている。
「UNDERLINE」の参考ポイント
「About」「Works」「Blog」「Contact」と分かりやすいサイト構成になっており、ポートフォリオサイトとして理想なカタチになっています。
特筆するのはブログが入っており、Webデザイナーの人となりがわかるようになっています。
加えて写真のクオリティが構図や質感など高いので、撮影スキルがあることが伺えます。
TAKAYA OHTA
デザイナー・アートディレクターのタカヤオオタさんのポートフォリオサイトです。
実績集がメインになっており、各実績したロゴにマウスオーバーすると背景に制作物イメージが表示されるといった細かいギミックが目に付きます。
また細かいところで、個別実績ページ開いた状態でページ戻りしたい時に閉じるボタンをクリックするとページにリロードがかからずページ遷移する点がサイトを使いやすくさせています。
「TAKAYA OHTA」の参考ポイント
個別実績ページにある「STORY & CONCEPT」が制作プロジェクトの背景や制作ポイントなど簡潔にまとめられていて実績に説得力が増します。
自己紹介文よりストーリー&コンセプトを重視しているとのことなので、キチンと個別実績ページに落とし込まれているのは参考ポイントだと思います。
ひつじウェブ
大阪府茨木市でホームページ制作・運用をされている前原麻里子さんのポートフォリオサイトです。
個人でやられているフリーランスなので、ポートフォリオサイトに営業要素を持たせたカタチになっています。クライアント予備軍に対して「コンセプト」「サービス内容」「料金プラン」のページに仕事に対しての紹介や流れなど詳細に記載されています。
「ひつじウェブ」の参考ポイント
個別実績ページの「ご要望内容」「提案・制作内容」「制作期間」「制作内容」のように情報量が多く入っている点が面接担当者の視点からスキルが把握しやすくなっています。
Yuto Takahashi
フリーランスWebデザイナー ・WebエンジニアのYuto Takahashiさんのポートフォリオサイトです。
実績一覧でスクールするとヌメっと画像にエフェクトがかかる効果やスクロールと同時に回転する「MENU」ボタンなど他のポートフォリオサイトとは一線を画しています。
デザインとエンジニアの両方の高い技術で勝負をしているのが分かると思います。
「Yuto Takahashi」の参考ポイント
スクロールした時の動きやページ遷移するときの表示演出が操作していて気持ち良いと感じるモーションが参考になります。
これらのモーションはWebデザインを見ているだけではあまり身につかず、映画の演出やゲーム上の操作性といった他のエンタメ媒体から吸収していく必要がありそうです。
第三者から添削をもらう
ポートフォリオは自己満足で作ったとしても転職で勝たなければ意味がありません。
前述しましたが、転職は面接担当者の気持ちを揺さぶらなくてはなりません。
自分自身が作ったポートフォリオが見る人の気持ちを揺さぶるのかどうか迷ったら、相談や添削してくれる転職エージェントを使うと良いでしょう。
自分の作ったポートフォリオに対してアドバイスをしてくれる転職エージェントがありますので、下記のサービスの使用を推奨します。
- マイナビクリエイター →初めてのポートフォリオを作成する人に
- レバテックキャリア →採用企業に刺さる売り込み方を教えてくれる
無料で対応してくれるため、気軽に登録して、真剣にアドバイスをもらいましょう。
この記事のまとめ
転職に勝てるオリジナルポートフォリオの制作要点【参考サイトを解説】のおさらい
- 勝てるポートフォリオとは?
-
- オリジナルのポートフォリオを用意する
- スキルレベルを明確にする
- 制作の要点や苦労した点を記載する
- 制作物に対する評価を記載する
- 参考すべきオリジナルポートフォリオ
- 第三者から添削をもらう
- 転職で勝つために事前に転職エージェントからアドバイスをもらいましょう。
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- マイナビクリエイター →初めてのポートフォリオを作成する人に
- レバテックキャリア →採用企業に刺さる売り込み方を教えてくれる
ユウジの体感コラム
著者自身も面接担当をさせてもらっていた過去があります。その時感じたことは一緒に働きたいか、どうかを見ていたので結構厳しい目で経験ありの面接志望者を見てしまうんですよね。
面接時に少し意地悪なぎみな質問をしてしまうこともありました。
しかし、その中でデザインや実績コメントが充実しているクオリティが高いポートフォリオを見せさせてもらうと、一緒に働いてうちの会社を盛り上げてもらいたい!という気持ちに一気に気持ちが傾いてしまうんですね。
当記事を読んで是非、転職に勝てるポートフォリオを作ってみてください。
できたら、こっそり著者に見せてもらえると嬉しいですね。
小コラム:Webデザイナーになるために、もし今から自分が選ぶとしたら?
もし自分が今からWebデザイナーを目指すとしたら、どのスクールを選ぶかの問いに、いろいろ調べた結果、自分が選ぶのは「デジタルハリウッド STUDIO by LIG」かなと思います。
まず、「LIG」っていうWeb業界の最前線に居るWeb制作会社が運営してるから、現場のリアルが学べるっていうのが大きいポイント。LIGの教室も自由に使えるから、自分のペースで学習が進められるのも魅力です。
あと、現役のプロ講師から直接指導を受けられるっていうのも、モチベーションが上がりそう。業界の裏話とかも聞けそうで、楽しそう。それに、教室で一緒に学んでる人たちと交流することで、自然と競争心が芽生えて「よし、負けてられないぞ!」ってなる気がします。
ただ、ぶっちゃけ費用は高い。でも、リスキリング支援で最大70%キャッシュバックされるんだったら、かなり助かると考えています。これを使って、コストの心配も少し軽減できるんじゃないかなって思います。
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