未経験Webデザイナーの近道はWebディレクターからWeb業界に入り込むことです【方法も紹介】

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未経験からWebデザイナーとしてWeb業界になかなか入れない場合は、まず最初はWebディレクターとしてWeb業界に入る道もあります。その理由とそこからWebデザイナーになる方法を解説しています。

未経験Webデザイナーへの近道はWebディレクターから

昨今の状況をみてみると未経験からWebデザイナーへの近道はWebディレクターになるところからと考えています。

なぜ「Webデザイナーへの近道はWebディレクターから」と述べてる理由はWebデザイナーよりもWebディレクターとしてWeb業界にはいることが比較的簡単だからです。
自主的にWebを学ぶより仕事としてWebを学ぶことの方が質や量が何倍も多いからです。

まずは、Web業界に入り込むことが大切なのです
Webディレクターとして知識やノウハウを身に着けた後Webデザイナーとして社内転職する方法が未経験Webデザイナーへの近道と考えています。

ここではより具体的にWebディレクターの需要やなり方、目的であるWebデザイナーへの転職について述べていきます。

Webデザイナーになるべく日夜Webデザインの学習をおこない転職活動をしていても、なかなか成果を出せていない方に対して読んでもらえると嬉しいです。

Webディレクターの需要はある

Webディレクターの需要はあると断言できます。その理由は需要を下記の3点から考えていきます。

  • Webサイト数の増加
  • Webディレクターの求人割合
  • 実録Webディレクターの人手不足

ひとつずつ解説していきます。

Webサイト数の増加

Webサイト数は1991年8月6日に世界初のWebサイトが公開されてより現在の世界のWebサイトはどのくらいでしょうか?

Total number of Websites」のサイトで確認できますが、約19億サイトになります。

ちなみにWebサイト数の推移は下記のように年々増加傾向にあります。

出典:Total number of Websites

このようにWebサイトは年々増え続けていることには、そこにはWeb制作を制作する・ディレクションする人が存在します

Web制作が制作されつづける限りWebディレクターの仕事もより必要とされています。

Webディレクターの求人数

求人サイトによるWebディレクターの求人数を調べてみました。

求人サイトによるWebディレクターの求人数:マイナビクリエイター調べ(10月末日時点)

WebデザイナーやWebプログラマーよりもWebディレクターの求人が多いところをみてもWebディレクターの需要があります。

実録Webディレクターの人手不足

著者が現在在籍をしているWeb制作会社では、定期的に社内転職制度がおこなわれており、特にWebディレクターへの社内転職への求人が強めに出ています。

なぜならWebディレクターに社内転職が成功できると賞金も出るくらいです。(その分、社内テストや面談があるので必ず転職できるとは限らないです。)

著者が知る範囲でWebデザイナーやコーダーからWebディレクターに社内転職している人がいました。

Webディレクターの人手が足りていないと実感させられます。

WebディレクターとWebデザイナーの違い【業務内容】

Web制作プロジェクトに関わる制作部分の指揮監督をします。
クライアントと社内制作スタッフとの間に入り、制作業務のスケジュール管理と制作中に起こる問題点を解決してWeb制作を納期まで業務を遂行していきます。

業務内容でWebディレクターとWebデザイナーの違いについてまとめてみました。
ここでは、クライアントの案件を請け負っているWeb制作会社のWebディレクターとWebデザイナーの既存ページ更新をおこなう業務フローです。

WebディレクターとWebデザイナーの違い
ページの更新案件 Webディレクター Webデザイナー
案件依頼 クライアントより既存ページ更新依頼を受ける 特に動きなし
作業依頼 Webデザイナーに案件依頼を出す Webディレクターより案件依頼を受ける
作業開始 特に動きなし 案件を着手する(作業開始)
作業チェック Webデザイナーが作業したものに対してチェックをして問題なければクライアントに確認依頼をする Webディレクターに作業のチェックを依頼する
本番公開 クライアントが確認をして問題なければ本番公開を行う 特に動きなし

Webデザイナーが制作のみを行なうことに対してWebディレクターはクライアントとWebデザイナーの架け橋になり案件を遂行していく流れになります。

未経験Webディレクターの必要スキル

Webディレクターの業務はWeb制作会社によって多少は違ってきますが、クライアントの折衝からサイトの企画立案、プレゼン資料作成、プレゼンテーション、プロジェクトスケジュール作成・調整など多岐に渡ります。

それぞれのスキルが必要とされますが、未経験からの場合は最低限「Web制作基礎知識」と「コミュニケーション力」の2つで問題ないと考えられます。

あくまでもWebディレクターとしてWeb業界に入ることが大事です。

「Web制作基礎知識」に関しては、案件立案からWebサイト公開までの一通りのて手順が理解できていれば良いです。これはWebデザイナーを目指す初学者であれば、サイト公開まで自分自身でできる程度で問題ありません。

「コミュニケーション力」に関しては、クライアントやWebデザイナーなどと折衝することがメインの仕事なので必須スキルといえます。

コミュニケーション力とは話す聞く力を使って互いの考えや気持ちや価値観を伝える行為です。後から身に付けられる「Web制作基礎知識」よりも「コミュニケーション力」の方が重要です。

Webディレクター転職するなら転職サイトを使う

Webディレクターの転職には下記の転職エージェントを使い、話を聞いてみるのが良いです。

転職エージェントは情報収集とあなたに適性のある企業を探してくれるなど転職全般をサポートをしてくれるので活用しましょう。

登録、相談は無料なので、あなたに合った企業に出会う確率を上げるため複数登録しておくと良いです。

WebディレクターからWebデザイナーへ転職

晴れてあなたがWebディレクターとしてWeb業界に潜入できたらWebデザイナーとしてのステップアップしましょう。

WebディレクターがWebデザイナーになる方法は以下の2つ。

  • 社内転職制度を使う
  • 社外転職を狙う

ひとつずつ解説してきます。

社内転職制度を使う

Web制作会社の中には制度として社内転職があれば、ぜひ使いましょう。
社内に制度がない場合、上長などに相談してみましょう。
たとえ、すぐWebデザイナーへの社内転職が不可能であっても本職のWebディレクターとしての成長と自主的でデザインを作り、ポートフォリオに貯めておきます

また、規模が小さいWeb制作企業であれば、Webディレクターと兼務でWebデザインをやらせてもらうことも可能です。著者の場合は、この方法でWebディレクターとWebデザイナーが兼務で行っており、徐々にWebデザイナーにシフトをしていきました。

社外転職を狙う

もし万が一社内転職が難しそうであれば、社外に転職することも考えましょう
あなたが未経験だった時にWebデザイナー志望で就職活動していたときとは違います。業界の知識やWeb制作のイロハを身に着けているので成長しているハズです。

ポートフォリオと自信を持って就職活動に臨みましょう

ポートフォリオの作成については「転職に勝てるオリジナルポートフォリオの制作要点【参考サイトを解説】」にて詳しく書いていますので、よかったらどうぞ。

WebディレクターからWebデザイナーへ転職はできるのか?

WebディレクターからWebデザイナーへ転職はできるのか、どうかという質問ですが、可能だと言えます。
著者自身が会社内でWebディレクター的な働き方(というか何でも屋)からWebデザイナーとして仕事を回すことになった経験とその根拠があります。

制作会社の中で動いていると周りの人が見ていてくれます。スキルは足りなくても情熱があれば上長に伝わります。

Web業界にいる中でのWebディレクターからWebデザイナーへ転職できる根拠は、Web業界のノウハウが身につくことと、Webデザイナーの仕事ぶりを間近で見れることです。

WebディレクターはWebデザイナーと一緒に仕事をするのでWebデザイナーの近くに居れます。
Webデザイナーから技術やマインドを直接学べるのは一番の教材だと言えます。

Webデザイナーへの近道はWebディレクターから

「Webデザイナーへの近道はWebディレクターから」と述べているのはなによりもWebディレクターとしてWeb業界に入り込むことが大切です。

Webディレクターとして知識やノウハウを身に着けた後Webデザイナーとして社内転職する方法が未経験Webデザイナーへの近道と考えています。

この記事のまとめ

未経験Webデザイナーへの近道はWebディレクターについてまとめてきました。

未経験Webデザイナーの近道はWebディレクターからWeb業界に入り込むことです【方法も紹介】のおさらい

未経験Webデザイナーへの近道はWebディレクターから
「Webデザイナーへの近道はWebディレクターから」と述べてる理由はWebデザイナーよりもWebディレクターとしてWeb業界にはいることが比較的簡単です。
Webディレクターの需要はある
Webディレクターの需要はある理由は下記の3点から考えていきます。
  • Webサイト数の増加
  • Webディレクターの求人割合
  • 実録Webディレクターの人手不足
WebディレクターとWebデザイナーの違い【業務内容】
Webデザイナーが制作のみを行なうことに対してWebディレクターはクライアントとWebデザイナーの架け橋になり案件を遂行していく職種です。
未経験Webディレクターの必要スキル
未経験によるWebディレクターのスキルは「Web制作基礎知識」と「コミュニケーション力」の2つで問題ないと考えられます。
Webディレクター転職するなら転職サイトを使う
転職エージェントは情報収集とあなたに適性のある企業を探してくれるなど転職全般をサポートをしてくれるので活用しましょう。
WebディレクターからWebデザイナーへ転職
WebディレクターがWebデザイナーになる方法は以下の2つ。
  • 社内転職制度を使う
  • 社外転職を狙う
WebディレクターからWebデザイナーへ転職はできるのか?
Web業界にいる中でのWebディレクターからWebデザイナーへ転職できる根拠は、Web業界のノウハウが身につくことと、Webデザイナーの仕事ぶりを間近で見れることです。

ユウジの体感コラム

著者は、WebデザイナーとしてWeb業界に入ったところから、実力が無さ過ぎてWebディレクター兼何でもやらされてしまうところから始まりました。

そこから、本記事で書いた方法のとおりWebデザイナーの隣に張り付いて仕事ぶりを目で見て技術を盗み、そしてWebデザイナーが作ったPhotoshopデータをローカルに落としてきてレイヤーを分解したりしてデザインを学んでいました。

そこから業務外に上長に自分のデザインしたWebサイトを見せてはアドバイスをもらう中、少しずつWebデザインをさせてもらえるようになりましたね。

WebディレクターからWebデザイナーになれる方法はありますよ。

小コラム:Webデザイナーになるために、もし今から自分が選ぶとしたら?

もし自分が今からWebデザイナーを目指すとしたら、どのスクールを選ぶかの問いに、いろいろ調べた結果、自分が選ぶのは「デジタルハリウッド STUDIO by LIG」かなと思います。
まず、「LIG」っていうWeb業界の最前線に居るWeb制作会社が運営してるから、現場のリアルが学べるっていうのが大きいポイント。LIGの教室も自由に使えるから、自分のペースで学習が進められるのも魅力です。

あと、現役のプロ講師から直接指導を受けられるっていうのも、モチベーションが上がりそう。業界の裏話とかも聞けそうで、楽しそう。それに、教室で一緒に学んでる人たちと交流することで、自然と競争心が芽生えて「よし、負けてられないぞ!」ってなる気がします。

ただ、ぶっちゃけ費用は高い。でも、リスキリング支援で最大70%キャッシュバックされるんだったら、かなり助かると考えています。これを使って、コストの心配も少し軽減できるんじゃないかなって思います。

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