※このページでは広告のリンクを含みます
Webデザインの勉強を始めた当初、多くのことを吸収しようとするのはごく自然なことです。著者もWebデザイン初学者の頃に、多くの学びを体験してきました。しかし、中には「やらなくてよかったかな」と思うこともありました。この記事では、未経験者がWebデザインを学ぶ中で、最短でWebデザイナーになる中で、避けておいて良かったことについて解説します。
Webデザイン初学者が最短でWebデザイナーになるために
最短でWebデザイナーになるためには無駄を省き、集中して短い時間で一気に学習していくことです。
理由は、時間をかけてダラダラ学んでもスキルとして身につきません。そのためには、Webデザイン学習期間中に、実際には必要でないものを省いていくことが大切です。
ここでは、著者の経験をもとにWebデザイナー未経験者がWebデザイン勉強中にやらなくてよいことを紹介したいと思います。
ぜひ参考にして最短でWebデザイナーになってください。
情報過多に振り回される
Webデザインの学習を始めると、ネット上にあふれる情報量に驚いてしまうと思います。
Webデザインの教材を例にとってもブログ、動画、チュートリアルなど、参考になるコンテンツは無数にありますが、すべてを吸収しようとするとかえって混乱してしまいます。
著者がWebデザインの学習をしている時の教材は、まだブログ、動画などからの情報は少なく書籍しかありませんでした。書籍でも多くの数がありましたので、書籍選びに迷いました。
このようにブログ、動画、チュートリアルなど、次々と新しい教材に手を出すことはやめた方がよいです。一つの教材や学習方法に集中し、基礎をしっかり固めることが結果的に成長への近道です。
著者は、自身がWebデザインスクール出身ということもあり良質な情報の出所をひとつにさせるためにWebデザインスクールに通うのを推奨しています。
デザインの勉強で美術館に行く
デザインセンスを磨くために美術館に行くのも悪いことではありませんが、Webデザインのスキル向上にはあまり直接的な効果がありません。
特に初心者にとっては、美術館の作品から得られるインスピレーションは抽象的すぎて、実際のデザイン作業に活かすことが難しいことが多いです。
Webデザイン学習中は、美術館に行く時間があれば、デザインやコーディングの学習をしていくことを推奨します。
著者は、美術館に行けたという満足度の方が強すぎてあまりWebデザインの成長にはなっていなかったなと改めて思いました。
デザインギャラリーやWebデザインの参考サイトを見る方が実用的で、最新のトレンドやユーザビリティを学べると思います。
資格を取得しようとする
Webデザイナーとして成功するために資格が必要だと考える人も多いかもしれません。しかし、Webデザイン業界では実際のスキルやポートフォリオの方が資格よりも重要視されます。
著者は、Webデザイナーになった時にアドバンテージをつけるために色彩検定を取得するため色彩検定の学習と検定試験までやっていました。また、デッサン教室にも通おうと思い体験授業も受けたりしていました。
いま思うと学習したことは無駄ではなかったが、その時にやるべきことではなかったと思います。
資格取得は後回しにしても問題ないです。
理論武装する
デザイン理論を学ぶことは確かに大切ですが、実践が伴わなければ意味がありません。色彩理論やタイポグラフィなどの知識を頭に詰め込むだけでは、実際のデザインに役立てることはできません。
著者も実際にWebデザインスクールでデザイン理論武装に走りすぎてしまい、手を動かすことを極端に減らしたことで全く成長しませんでした。(スクールの講師に対面で注意を受けて改めました。)
Webデザイン初学者は、まず手を動かしてWebサイトをデザインする経験をします。その上で理論を頭に入れていく。実践と理論を同時で勧めていくことを推奨します。
やりすぎな理論武装は実践の機会を減らすことにもつながるので注意が必要です。
ツールの使いすぎ
PhotoshopやIllustrator、Figmaなど、Webデザインに必要なツールは数多く存在しますが、最初からすべてのツールを完璧に使いこなす必要はありません。
特に初心者は、デザインツールはPhotoshopやIllustrator、コーディングツールはDreamweaverを徹底的に使いこなすことを優先するべきです。
複数のツールに手を出してしまうと、学習が分散してしまい、効率が悪くなる可能性がありますので注意してください。
フィードバックを無視する
デザインを学んでいると、フィードバックを受ける機会がたくさんあります。Webデザイン初学者はフィードバックに対して敏感になり、時には無視したくなることもあるかもしれませんが、これは避けるべきことでした。
フィードバックを真摯に受け入れ、それを基に改善を繰り返すことで、スキルが飛躍的に向上します。
やらないことを決めること
「やらないことを決める」ことは、時間管理術のハウツーでもあるようなものですが、実際にWebデザイナー未経験者はアレもコレもやりたくなってしまいます。やらないと決めたことは、とても不安になると思いますが上記に述べた項目を参考にしてもらえれば良いと思います。
Webデザインの学習には時間がかかりますが、やらなくてもよいことを把握し、効率的に進めることが成功への近道です。焦らず、着実にスキルを磨いていきましょう。
この記事のまとめ
未経験者がWebデザインを学ぶ中で、最短でWebデザイナーになる中で、避けておいて良かったことについて解説したものをまとめます。
【危険】Webデザイナー未経験者がWebデザイン勉強中にやってはいけないことのおさらい
- 情報過多に振り回される
- ブログ、動画、チュートリアルなど、参考になるコンテンツは無数にありますが、すべてを吸収しようとするとかえって混乱してしまいます。
- 一つの教材や学習方法に集中し、基礎をしっかり固めることが結果的に成長への近道です。
- デザインの勉強で美術館に行く
- 美術館の作品から得られるインスピレーションは抽象的すぎて、実際のデザイン作業に活かすことが難しいことが多いです。
- デザインギャラリーやWebデザインの参考サイトを見る方が実用的で、最新のトレンドやユーザビリティを学べると思います。
- 資格を取得しようとする
- Webデザイン業界では実際のスキルやポートフォリオの方が資格よりも重要視されます。
- 資格取得は後回しにしても問題ないです。
- 理論武装する
- デザイン理論を学ぶことは確かに大切ですが、実践が伴わなければ意味がありません。
- まず手を動かしてWebサイトをデザインする経験をします。その上で理論を頭に入れていく。
- ツールの使いすぎ
- 最初からすべてのツールを完璧に使いこなす必要はありません。
- デザインツールはPhotoshopやIllustrator、コーディングツールはDreamweaverを徹底的に使いこなすことを優先するべきです。
- フィードバックを無視する
- フィードバックを真摯に受け入れ、それを基に改善を繰り返すことで、スキルが飛躍的に向上します。
ユウジの体感コラム
振り返ればWebデザイナーになるべく学習をしている時は、随分遠回りしたなと思いますね。
その中でも一番時間を使ってしまったことは「資格を取得しようとする」でした。
あの頃は、Webデザイナーになったら周りの同僚より頭ひとつ飛び抜けた存在になりたいと思ってやっていましたね。
特に色彩検定の試験を何回か受けてましたね。一応3級習得していますが、試験勉強したことは全く無駄とは言い切れませんが、タイムパフォーマンスを考えると、、、、。
再度お伝えしたいのは、美術館に行ったり、資格を取得したりすること自体は、決して悪いことではありません。Webデザイナーになるための学習中にするのは辞めておきましょうということです。
建築デザイナーの展覧会によく通っていた私が大きな声で言えることではありませんが。
小コラム:Webデザイナーになるために、もし今から自分が選ぶとしたら?
もし自分が今からWebデザイナーを目指すとしたら、どのスクールを選ぶかの問いに、いろいろ調べた結果、自分が選ぶのは「デジタルハリウッド STUDIO by LIG」かなと思います。
まず、「LIG」っていうWeb業界の最前線に居るWeb制作会社が運営してるから、現場のリアルが学べるっていうのが大きいポイント。LIGの教室も自由に使えるから、自分のペースで学習が進められるのも魅力です。
あと、現役のプロ講師から直接指導を受けられるっていうのも、モチベーションが上がりそう。業界の裏話とかも聞けそうで、楽しそう。それに、教室で一緒に学んでる人たちと交流することで、自然と競争心が芽生えて「よし、負けてられないぞ!」ってなる気がします。
ただ、ぶっちゃけ費用は高い。でも、リスキリング支援で最大70%キャッシュバックされるんだったら、かなり助かると考えています。これを使って、コストの心配も少し軽減できるんじゃないかなって思います。
受講費最大70%キャッシュバック中